DAVID BOWIE DISCOGRAPHY

SCARY MONSTERS... AND SUPER CREEPS

SCARY MONSTERS... AND SUPER CREEPS

  • side-A
  • 01. It's No Game (Part 1)
  • 02. Up The Hill Backwards
  • 03. Scary Monsters (And Super Creeps)
  • 04. Ashes To Ashes
  • 05. Fashion

  • side-B
  • 06. Teenage Wildlife
  • 07. Scream Like A Baby
  • 08. Kingdom Come
  • 09. Because You're Young
  • 10. It's No Game (Part 2)

牧神のワイルドライフ

ORIGINAL LABEL

RCA

BOWLP2
AQL1-3647(US)

UK 1980 Original

80年代の幕開けに届けられたボウイの14枚目となるスタジオ・アルバムは、RCAとの契約が終了する最後のオレンジ・レーベル作品となり、またボウイ史においてキャリアを振り返るターニング・ポイントにもなっている。ニューヨークでレコーディングされた本作は、トニー・ヴィスコンティのプロデュースで、ゲスト・ミュージシャンにはキング・クリムゾンのロバート・フリップやピート・タウンゼントらが参加し、両者ともに見事なギター・プレイを披露している。

「Space Oddity」の主人公トム少佐が再び登場するシングル「Ashes To Ashes」のヒットが影響し、アルバムは英チャート1位を獲得。日本語のナレーションと絶叫の「It's No Game」からはじまる収録曲は、どれもみな硬質かつアヴァンギャルドなサウンドで、ジャーマン・ロック経由ニューヨーク着といった趣きで、尚且つ歌詞ではティーンネイジャーのスピリットを称揚するアグレッシヴさ。クラウンの姿は十代のパントマイムに没頭していた時期の再現だろうか。

『Scary Monsters』は紫のカラー・ヴィニールが激レア盤として知られており、なかなかお目にかかれない代物である。ほかにカウンターフィット(偽物)のピクチャー・ヴィニールも存在する。
90年の再発CDには4曲のボーナス・トラックが収録されている。

  • S+V (92 Reissue Catalog) Series Bonus Track
  • 01. Space Oddity (1979 Version)
  • 02. Panic In Detroit (Re-Recorded Version)
  • 03. Crystal Japan
  • 04. Alabama Song