DAVID BOWIE DISCOGRAPHY

THE MAN WHO SOLD THE WORLD

THE MAN WHO SOLD THE WORLD

  • side-A
  • 01. Width Of A Circle
  • 02. All The Madmen
  • 03. Black Country Rock
  • 04. After All

  • side-B
  • 05. Running Gun Blues
  • 06. Saviour Machine
  • 07. She Shook Me Cold
  • 08. The Man Who Sold The World
  • 09. The Supermen

放蕩隠者のエレクトリック・ブギー

ORIGINAL LABEL

MERCURY

6338 041
SR61325(US)

UK 1970 Original

70年Mercuryより発表されたこの『The Man Who Sold The World』は、アメリカで先行発売され翌71年4月にイギリスでもリリースされた。キーフによる女装ジャケットが発禁処分となり、US仕様のカトゥーン・カヴァー、ドイツのラウンド・カヴァー、そしてRCA仕様のキック・ カヴァーなどが存在することでも有名で、またニルヴァーナがMTVアンプラグドで 表題曲を取り上げたこともあり、近年も評価の高いアルバムである。

とは言え、当時のボウイはLSDに耽溺し、レコーディングの進行に支障をきたすほどで、前作同様プロデュースにあたったヴィスコンティや後にジギーをサポートすることになるミック・ロンソンらが作曲面などでも力添えしたとされている。そして、ほぼ同時期にボウイは衣装デザイナー、フレディ・バレッティらと覆面バンド、アーノルド・コーンズを結成し、ジギーへと至る音楽性を徐々に身につけていった。

「Holy Holy」と「All The Madmen」の両シングルは全く売れず、アルバムも不発に終わる。またもやレコード会社から契約を断たれてしまうが、その後RCAに移籍して大化けするのだからMercuryのマネジメント・スタッフはさぞ惜しかっただろう。

  • S+V (90 Reissue Catalog) Series Bonus Track
  • 01. Lightning Frightening
  • 02. Holy Holy
  • 03. Moonage Daydream
  • 04. Hang On To Yourself